2013年06月16日

BURRN!2013年7月号感想

 MEGADETHのデイヴ・ムステインが表紙のBURRN!7月号です。まあ,新譜を出すから当然と言えば当然。勿論,巻頭からデイヴ・ムステインとデヴィッド・エレフソンのインタビューが掲載されています。巻末のクロスレビューではいずれも80点台という微妙な評価。実際に聴いてみないことには何とも言えないですけれどね。そういえば,前作を購入していないように思えるのは気の所為か。続いてはCHTONICの特集。コスプレと言うか何と言うか,凄い格好をしていますねえ。格好はともかく一度は聴いてみるかなあ。それなりに好きな系譜の音楽ではあるようですしね。

 今号で緊急企画として掲載されているのが急逝したSLAYERのジェフ・ハンネマン追悼。SLAYER自体はそれ程聴いていないのですが,それでもジェフ・ハンネマンという偉大な才能の存在感は圧倒的なものがありました。ヘヴィ・メタル界における喪失感はなおさらのことでありましょう。EXODUSのゲイリー・ホルトのインタビューがたまらなく涙腺を刺激します。

 インタビュー記事ではDARK TRANQUILLITYやALDIOUSが面白かったかなあ。殊にDARK TRANQUILLITYは新譜を聴くのが非常に楽しみ。もう店頭に並んでいるのですが未だに購入できていません。大好きなバンドなので早めに聴きたいところであります。ALDIOUSは新たなヴォーカルを迎えたんですね。此方は新譜購入済みなのですが,あまり聴き込めていません。来月のライヴに参戦するかどうかも現段階では未定。時間と資金の都合が付けば参加したいところではありますが。後はMEAN STREAKとVALTHUSくらいかなあ。VALTHUSの名前の由来がアニメ『天空の城ラピュタ』に登場する破壊の呪文「バルス」からというのは脱力したけれど。

 新譜情報は以前に書いた通り。6月発売分は結構多いのでHIBRIAやTIMO TOLKI’S AVALON,KALMAHのレビューは来月送りなのかな。いずれも自分好みのバンドなので楽しみにしているのですが。DARK TRANQUILLITYの高評価は結構楽しみであります。しかし,殆どが80点台だから,あんまり参考にならないのも事実。もう少しメリハリのある点数付ければいいのにね。まあ,点数そのものに全く意味はないのだけれども。輸入盤ではポーランドのメロディック・メタルACCESS DENIEDやジャーマン・メタルDRAGONSFIREは面白そう。日本語で歌う謎のドイツ人女性バンドUNSAYNも興味深い。日本盤出たら買うのだけどなあ。
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2013年05月26日

BURRN!2013年6月号感想

 CHILDREN OF BODOMのアレキシ・ライホが表紙のBURRN!6月号。CHILDREN OF BODOMもすっかり大御所だよね。最近の作品は殆ど聴いていないんだけど。また,一時BURRN!誌から離れていた編集の藤木さんが今号から復帰。コラムが幾つか復活するなど,何か釈然としないものを感じ
ます。読むところがあまりないということに変わりはないんだけどね。

 インタビューも特集も取り立てて目を引くものはなし。DELAINとOPETHのライヴレポートは読んだけどね。特にDELAINは自分もかなり楽しめたライヴでありました。DELAINのメンバーも日本が気に入ったということで遠くない将来の再来日を期待したいと思います。OPETHもライヴは行きたかったんだけど日程的に厳しかったのよね。せめて名古屋での公演があればよかったのだけど,新譜のツアーじゃないから流石にそれも無理かなあ。FAIR WARNINGも正直どうでもよくなったなあ。このあたりは自分の嗜好の変化を感じます。聴けばそれなりに楽しめると思うんだけどね。

 興味のある新譜は以前に書いた通り。輸入盤ではEPICRENELやTRIBULATIONあたりに興味。特にTRIBULATIONは往年のCRADLE OF FILTHを彷彿とさせる作風とのことで是非とも聴いてみたい気がしますが,日本盤は出ないんだろうなあ。EPICRENELのほうが可能性は高そうな気がします。

 しかし,本格的に新譜情報とライヴ情報を確認するだけの雑誌になってしまった感があります。このあたりは非常に重宝しているんだけどね。もう少し何とかならんものかなあ。編集方針と自分の嗜好が決定的に乖離してしまっているというのが一番の問題なんだろうけれど。唯一のヘヴィメタル専門誌を名乗るのならば,幅広い分野を万遍無く扱って欲しいものであります。特定の分野に比重を置くならMETALLION誌でやればいいのにね。
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2013年02月16日

BURRN!2013年3月号感想

 久しぶりにBURRN!誌の感想を。まあ,以前にも増して読む記事が少なくなっているのですけれど。特に今号は表紙がGUNS N’ ROSEのアクセル・ローズだし,特集がLAメタルの真実2013だしと自分に興味のない分野というのが辛い。昔は殆どの記事に目を通していたのだけどなあ。自分の嗜好と雑誌の方向性の乖離の甚だしさを感じます。問題はHM専門誌が他にないってことだなあ。

 インタビュー記事はSTRATOVARIUS,ETERNAL TEARS OF SORROW,SECRET SPHEREに目を通した程度。STRATOVARIUSとETERNAL TEARS OF SORROWの新譜は大いに期待出来そうですね。楽しみ。特にSTRATOVARIUSはヨルグ・マイケルが脱退し,ロルフ・ピルヴ加入後最初となる作品だけに注目しています。しかし,完全にマティアス・クピアイネンがバンドの顔となった感がありますね。そして,ティモ・コティペルトがSTRATOVARIUSに加入してから来年で20年になるのか。自分のHM歴とほぼ同じだけに感慨深いものがあります。ETERNAL TEARS OF SORROWは昨年中国でツアーの計画があったのか。是非とも来日公演を実現させて欲しいもの。可能な限り万難を排して参戦したいです。

 後はALDIOUSのライヴ記事を流し読みした程度。最早,巻末の新譜情報の為に購入しているような気がします。その新譜情報もレビュアーの得点には然程興味ないわけだしね。コラム記事が一掃されたのが痛すぎました。このままの状態が続くなら購読を止めることも念頭におかないとなあ。
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2012年01月15日

BURRN!2012年2月号感想

 新しい年になったことだし,久しぶりにBURRN!の感想を再開してみようと思います。まあ,表紙が相変わらずのMR.BIGでげんなりしてしまうのですけれど。年に2〜3回は見るよねえ。というわけで,巻頭の特集もMR.BIGから。編集長が変わらない以上,編集方針は変わらないでしょうけれど,今年も今まで通りに自分好みの雑誌にはなりえないようです。

 昨年よりも大分規模が縮小されたのが2011年の備忘録&2012年の展望記事。昨年発表となった音源リストや各社の今年のお薦め記事がなくなったのが痛い。特に今年のお薦め記事は楽しみにしていたのですけれどねえ。各編集者による展望記事は特に意外性がなくて面白くありません。藤木さんの嬢メタル推しも変わらないよね。KAMELOTに触れられていたのは嬉しかったけれど。FIRE FESTのレポート記事は知らないバンドばかりだったので読んでいません。WACKEN OPEN AIRには全然頁を割いてくれないのになあ。ユニバーサル・ミュージックからの再発盤の再レビュー記事は点数のインフレが面白過ぎます。名盤と呼ばれる作品ばかりなのはわかるけれど,これじゃ点数が無意味だよ。まあ,もともとこの種の点数には全くの価値を見いだせないのですけれどね。

 インタビュー記事ではNIGHTWISH,LIV MOON,FIREWIND,IRON SAVIOR,NEMESEA,陰陽座あたりを。NEMESEA以外はどれも好きなバンドなので楽しく読めました。NEMESEAは国内デビュー盤を聴くつもりなんだけど,WITHIN TEMPTATIONよりもEVANESCENCEよりみたいね。NIGHTWISHの新譜『IMAGINALIUM』は同名の映画が公開予定なのだとか。日本で公開されるのは難しいのなあ。LIV MOONと陰陽座は最新作について。LIV MOONの新譜はかなり期待出来そうですね。楽しみにしたいと思います。陰陽座は既に発売となった『鬼子母神』の製作に関するもの。相変わらず瞬火の発言は見識があって素敵。デビューから10作目にコンセプト・アルバムを作成し,既に第14作目まで題名が決定しているという計画性には毎度感嘆させられます。

 期待の新譜は以前に挙げたとおり。それ以外ではBEYOND THE BRIDGEやIRON MASKあたりも楽しそうだけど,流石にそこまでは手が回らないかなあ。輸入盤ではカナダのドゥーム・メタルBLOOD CEREMONYやイタリアのシンフォニック・メタルODD DIMESIONは気になります。まあ,輸入盤を購入するだけの余裕はとてもないんだけどね。なお,新年最初の号ということで2011年の人気投票の応募用紙もついています。送るかどうかは微妙だけど。

 余談。CHILDREN OF BODOMのライヴ記事で突然公務員批判が挿入されて唖然としました。音楽雑誌ですることではないでしょう。それ批判ですらなく,単なる嫌味を述べて溜飲を下げているだけなんだから。音楽雑誌に相応しい記事を書いて欲しいものです。ここはあなたの主張を述べる場所ではありません,前田さん。
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2011年07月18日

BURRN!2011年8月号感想

 このご時世に表紙がオジー・オズボーンというのが如何にもBURRN!誌らしいところ。褒めていないけれど。いや,まあ,この業界におけるカリスマのひとりであることは当然なのですけれどね。相変わらず,新たなスター作りに消極的な雑誌であることに違いはありませんな。どうせならTRIVIUMあたりを表紙に起用すればいいのにね。

 というわけで,今号もあまり読む記事には恵まれなかったり。MICHAEL MONROE & HARDCORE SUPERSTARにも興味ないものなあ。つか,これ完全に幅さんの趣味でしょう。そういう雑誌だと割り切っているから特に構いはしませんけれども。FINLAND FEST 2011とPURE ROCK JAPAN LIVEはちょっと面白かった。特に今年のPURE ROCK JAPAN LIVEはかなり好みの顔触れだったみたいですね。まあ,流石に川崎までライヴの為だけに行く気もしないのですが。

 インタビュー記事ではMIDNATTSOL,RHAPSODY OF FIRE,ANTHEM,SYMPHONY X,BLOOD STAIN CHILD,MOONSORROWあたりは面白かった。しかし何故MIDNATTSOLやCHTHONIC,HEAD PHONES PRESIDENTはカラー記事だったのでしょうか。最近のBURRN!誌は妙に女性バンドを推す傾向があるのが気になります。ポスターもLIV MOONだったしね。それからRHASODY OF FIREにKAMELOTのことを,SYMPHONY XにDREAM THEATERのことを,それぞれ尋ねるのは失礼なのじゃないかしら。まあ,RHAPSODY OF FIREの場合はファビオ・リオーネがKAMELOTのライヴに参加したからという事情もあるんだろうけど,SYMPHONY Xにマイク・ポートノイ脱退後のDREAM THEATERがどうなるか尋ねてもなあという気がします。それからインタビューの最後に東日本大震災に対する言葉を貰うのもあまり好みではありません。

 気になる新譜は先日掲載した通り。初っ端がSEPULTURAというのが如何にも地味な感じ。それなりに気になる作品は少なくないのですけどね。輸入盤ではイタリアのMASTERCASTLEやデンマークのSECTION A,ドイツのANDRASやATHORN,ETERNAL REIGNあたりが気になる感じ。積極的に探すつもりはないので,国内盤が出ることに期待したいと思います。
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2011年05月11日

BURRN!2011年6月号感想

 表紙はARCH ENEMYのアンジェラ・ゴソウ。相変わらず美人だけど,年齢を考えるとこの露出はどうなんだろう。まあ,でもやっぱり格好いい女性ですね。というわけで,巻頭から延々とARCH ENEMYの特集が続きます。ただ,最近のARCH ENEMYにはあんまり興味がないんだよね。一通りは読みましたが,アンジェラ・ゴソウの痛い発言が目立ったくらいで,とりたてて面白くはなかったかなあ。しかし,30頁を越える特集って扱いが破格過ぎます。

 今号は一段と読む記事が少なかった印象。UNITEDもMR.BIGもあんまり聴いてないものなあ。カイ・ハンセンが加入したUNISONICのインタビューは流石に面白かったけど。初期HELLOWEENを知る者にとってカイ・ハンセンとマイケル・キスクの名前は特別な意味を持ちますからね。音楽性はパワー・メタルよりにはならなさそうですが,カイ・ハンセンも作曲を担当するということなので普通に疾走曲は期待できそうな感じ。ただ,勿論,カイ・ハンセンにはGAMMA RAYの活動も疎かにしては欲しくないところです。とりあえず早く作品を聴きたいな。

 インタビュー記事では他にPOISONBLACKやAMARANTHE,AMORPHIS,EDEN’S CURSE,SCAR SYMMETRYあたりは読んだかな。新譜の評判がえらい良いAMORPHISは実に楽しみ。今回もフィンランドの民族叙事詩『カレワラ』が題材の様です。すっかり芸風みたくなってしまいましたね。歌われるのはワイナモイネンが中心とのこと。『カレワラ』好きの自分としては音楽だけでなく詩も楽しみにしています。また,藤木記者が大絶賛のAMARANTHEにも注目したいところ。元DRAGONLANDのオロフ・モロクが噛んでいるようですね。デビュー・アルバムは6月だから来月号の掲載でも良かったように思うけどね。絶対に忘れてしまう自信があります。ライヴ・レポートではALDIOUSが取り上げられていますが,演奏力が未熟と繰り返されているのに思わず苦笑い。実際にライヴを体験した身としては酷評されるのも宜なるかなといった印象はあります。まあ,でも,これからのバンドだよね。人気先行型とは言え華は確かにあるので,これからの活躍を大いに期待したいと思っています。ライヴに参戦することはもうないかもしれないけどね。あのノリにはちょっとついていけそうにありません。

 気になる新譜は以前に書いたとおり。輸入盤で興味を惹かれたのはギリシアのメロディック・パワー・メタル・バンドINNER WISHとドイツ産プログレッシヴ・メタル・バンドDANTEくらい。今月はゴシック系及びシンフォニック系メタルが充実しているのが素直に嬉しいです。一番の期待は勿論AMORPHISなのだけど。早く聴きたいな。6月の予定されているCHILDREN OF BODOMとのライヴも是非予定通りに行って欲しいと思います。
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2011年04月16日

BURRN!2011年5月号感想

 いつも通りに表紙及び巻頭特集には興味なく。ゲイリー・ムーアの追悼特別企画も流し読み程度。ニッキー・シックスもゲイリー・ムーアもそれ程真面目に聴いたことがないのですよね。ついでにSLIPKNOTの特集も読んでいません。これもまあいつも通りかな。基本的にBURRN!誌の本流とする音楽は自分にはいまいち馴染めなかったりします。それでも国内唯一のHM雑誌というのが自分にとっては不幸ですね。他に代替がないんだものな。

 それはともかく妙に大きく取り上げられていたオカルト・ロック・プロジェクトGHOSTはなかなか興味深い。メタル要素が濃そうなら聴いてみてもいいかもしれません。ただ,インタビュー記事を読む限りでは必ずしも特定の音楽ジャンルを志向しているというわけではなさそうなので,購入するならば視聴してからになりそう。ライヴ・パフォーマンスは面白そうだけどね。とりあえず注目しておきます。それから先日ライヴに行ったHELLOWEEN+STRATOVARIUSの記事も楽しかった。確かにアンディ・デリスとティモ・コティペルトの合同インタビューってあんまり見たことないな。アンディ・デリスの口からDIR EN GREYの名前が出たのには驚いたけど。やっぱり欧州のHM業界でも名前を実際に売っているんですね。あまり作品を聴いたことはないんだけどな。

他に目立ったのはAMON AMARTHやHYDRIA,ALDIOUS,KORPIKLAANIあたりかなあ。特にやたらとAMON AMARTHの記事にページが割かれていたのが印象的でした。もうすぐ発売される新譜も楽しみ。単独公演を期待したいけれど東日本大震災の影響は避けられないでしょうね。ALDIOUSは先日発売された2ndシングルについて。FIREWINDのライヴに行っていたのか。此方は今日の名古屋公演に行く予定にしています。華やかな舞台であることを期待します。いろいろと憂鬱な話題が多い昨今ですので,それを吹き飛ばすような爽快さを求めます。HYDRIAは音楽性も楽しみですが,やっぱりVoのラクエル・シューラーの小悪魔的な美貌に惹かれます。WITHIN TEMPTATIONから影響を受けていると言うのも楽しみです。これは新譜を買わねばならぬでしょう。

 今月の新譜は以前に掲載した通り。東日本大震災の影響で発売日が変更になったものも多いようなので確認が必要のようです。全般的にはやや小粒かなという印象は否めません。ピック・アップ・アルバムがDYNAZTYだものなあ。輸入盤もあまり目ぼしいものがない感じ。敢えて挙げるならギリシア産メロディック・パワー・メタルのCRYSTAL TEARSあたりかなあ。

 余談。東日本大震災に寄せる世界各国のHMアーティストからのメッセージが泣けます。そして,藤木記者の記事にあったFAIR WARNINGのトミー・ハートの優しさがすげえ素敵。人柄がうかがえます。喜国雅彦「ROCKOMANGA!」のくだらなさも特筆もの。うん,ほんまにくだらなくて良かったよ。
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2011年03月07日

BURRN!2011年4月号感想

 表紙はWHITESNAKEのディヴィット・カヴァデール。WHITESNAKEはニューアルバムを出すみたいですが,あまり真面目に聴いたことがないので興味の対象外。基本的に自分がHMを聴き始めた頃,既に大御所だったバンドにはあまり手を出していなかったりするのです。だから,JUDAS PRIESTやIRON MAIDENもそれ程聴いてはいないです。このあたりは我ながらポーザーだなと思います。

 4月号ということで恒例の2010年読者人気投票の集計結果が掲載されています。グループ部門のMETTALLICAとアルバム部門のMR.BIGは予定の範囲内で余り面白みはなし。ただ,各部門でGALNERYUSの躍進が目立ったのは面白かったです。グループ部門16位,アルバム部門5位は大健闘といえるでしょう。更にヴォーカル部門では小野正利が10位,ギタリスト部門ではsyuが7位,キーボーディスト部門ではYUHKIが5位に入っております。名実ともにトップバンドの仲間入りと見てもいいのかな。ブライテストホープ部門はALDIOUS。投票は群を抜いていたようです。早く人気に実力が追いついて欲しいもの。華やかさは誰もが認めるところだけに,ね。まあ,例年のことながら自分の趣味はBURRN!誌の読者層とは微妙に外れていることを自覚しました。

 インタビュー記事は割と読みどころが多かったかな。特にSYMFONIAのティモ・トルキとアンドレ・マトスは楽しませて貰いました。今月発売されるSYMFONIAのデビューアルバムは大いに期待できそうです。メンバーから想像できるとおりの音楽であれば,それで既に満足出来る筈。来日公演も予定しているみたいですね。これは行かねば。逆に不安になったのがWITHIN TEMPTATION。インタビューも然ることながら掲載されている写真が痛い。シンフォニック・メタル・バンドの姿じゃないよ。シャロン・デン・アデルも何だかおばさんっぽくなってしまったのが残念。まあ,音楽がいつも通りなら問題はないです。後はPASTOREやLIV MOON,PYTHIA,CRYOSHELL,SEVENTH WONDERあたりが面白かった。特にPYTHIAとCRYOSHELLは国内盤がいつの間にか発売されていたみたいなので購入しようと思います。クロスレビューにないと見逃してしまうよね。LIV MOONは前作に比べてメタル色が濃厚らしいので期待してもいいのかなあ。東京公演しかないのが残念です。そろそろ全国ツアーをしてもいいのじゃないかしらね。

 後はDRAGONFORCEのヴォーカル変更の話題やTURISASのライヴレポートなど。TURISASのライヴは楽しそうですね。最後に“Battle Metalという趣向も素敵。新譜を引っ提げての来日公演にも期待をしたいものです。DRAGONFORCEの新ヴォーカルは3000人の中から選ばれたのだとか。24歳と若いですね。新譜は9月に予定されているようです。此方も楽しみ。

 今月期待の新譜は先日掲載したとおり。輸入盤で気になるのはフィンランドのKARELLIAN WARCRYやブラジルのSHADOWSIDEあたりかな。あまり面白そうな輸入盤はありませんでした。それよりもALDIOUSを擁するスピニングが完全に嬢メタルのレーベルとなりつつありますね。前述のPYTHIAもこのスピニングですが,何と言ってもHYDRIAのラクウェル・シュラーが可愛すぎます。いや,しかしほんまにこの美貌はメタル業界の中でも随一ではないかしら。今月,国内盤が発売予定なので是非とも聴いてみようと思います。ゴシック・メタル系ということで音楽自体もの楽しみだしね。

 余談。藤木記者の編集後記を読んでステッカーに切れ目が入っていない理由を初めて知りました。まあ,どっちにしろステッカーって使わないからいいんだけどさ。
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2011年01月24日

BURRN!2011年2月号感想

 えらく久しぶりな気がするイングヴェイ・マルムスティーンが表紙の2月号。巻頭インタビューは面白かったけれど,インギーの新譜を追わなくなって大分経つからなあ。そんなわけでいつも通りに読むところが多いのか少ないのか分からない雑誌です。広瀬編集長とは全く嗜好が異なるので基本的には巻頭特集や特別企画に関心を抱けないと言うのは今年も変わらないみたい。相変わらず「LAメタルの真実」は続いているしね。

 新春恒例企画の2010年備忘録は結構有難い。2010年に発売されたアルバム一覧は買い逃しを探すのに役立ちそうです。そして,やっぱり気になるのは2011年の展望。いつまでもMR.BIGを押し続ける広瀬編集長は失笑ものですが,嬢メタルに注目する藤木さんも少しアレな気がします。それはともかくレコード会社&プロモーターの“我が社のイチ押し”を見ていると今年もHM界隈は充実した一年を送れそうな感じ。楽しみな新譜をざっと挙げてみるとSTRATOVARIUSは既に購入済みだから置くとしてもTURISAS,SYMPHONY X,AMORPHIS,CHILDREN OF BODOM,WITHIN TEMPTATION,OPETH,HIBRIA,EDGUY,ARCH ENEMY,AMON AMARTH,TRISTANIA,STROM WORRIORなどなど。また,満を持してデビューするティモ・トルキ率いるSYMFONIAも気になるところ。ここには上がっていませんが陰陽座も新譜を出してくる筈。HELLOWEEN,BLIND GUARDIAN,RAGE,GAMMA RAYとジャーマン・メタルが充実していた2010年ほどではないですが,楽しみな一年となりそうです。

 インタビュー記事ではSTRATOVARIUSやGOLDEN RESSURECTION,陰陽座,橘高文彦あたりが面白かった。しかし,陰陽座の,というよりも瞬火の計画性は素晴らしいね。ここまできちんとした計画を立て,その通りに実行できるHMバンドというのも珍しいのではないでしょうか。橘高文彦も相変わらず格好いい。STRATOVARIUSはティモ・コティペルトとマティアス・クピアイネンのインタビュー。ヨルグ・マイケルの病状は気になりますが,完治させて再び鮮やかなドラムを聴かせてほしいと思います。そしてAVANTASIAの記事を読んで,やっぱりライヴに行きたかったなあと思ったり。東京公演のみってのは厳しいです。せめて大阪あたりでも公演して欲しかったな。マイケル・キスクとカイ・ハンセンが同時に舞台に立つってこと自体が素晴らしいんだから。

 今月の楽しみな新譜は以前に更新した通り。やや少なめですがSTRATOVARIUSとHIBRIAだけでも満足な気はします。輸入盤ではARTHEMISの新譜は是非欲しいもの。国内盤の発売がなくなってしまったのは残念に過ぎます。つっても,自分がライヴの時に見たメンバーとはかなり代わっているみたいね。IMPULSIAやARRYAN PATHもなかなか面白そう。特にARRYAN PATHはキプロス出身というところに心惹かれます。

 ま,今年も文句を言いながらも一応は購読することになるのでしょう。それなりに惰性で読んでいくには丁度いい雑誌であるようには思います。自分の特段興味のない分野の動きが分かるのはそれなりに便利よね。
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2010年12月17日

BURRN!2011年1月号

 表紙はMR.BIG。2009年10月号以来となるのか。意外に最近は表紙となっていなかったのですね。一時期は数カ月に一度は必ず取り上げられていた気がします。というわけで,来日公演が決定したMR.BIGの特集はあまり興味がないので殆ど読んでいません。それよりもTOBIAS SAMMET’S AVANTASIA特集のほうが嬉しかった。来日メンバー一覧を見ていると豪華だなと思います。カイ・ハンセンとマイケル・キスクの両雄が参加したAVANTASIAの来日公演に行きたかったな。東京公演だけというのは地方在住者には辛いです。

LOUD PARK 10の特別ライヴレポート&インタビューは興味のあるバンドに目を通した程度。ただ,TURISASやAMON AMARTHはやっぱり生で演奏を聴きたかった。勿論,ANGRAもね。セットリストを見ると代表曲ばかりだったので楽しめたと思うのですよね。後はドリスの美貌が光るCHTHONICはライヴのほうが楽しめそうな感じ。LOUD PARK 11は可能ならば,参戦したいと思っています。ただ,やはり仕事がやや忙しい時期というのが厳しい。参戦バンド次第では万難を排してでも参戦することになるでしょうけれど。

 インタビュー記事で読んだのはTARJA,AMBERIAN DAWN,THE MAN-EATING TREE,CRADLE OF FILTHあたり。そういえば,TARJAの新譜はまだ購入していないな。既にHMの枠組みでは計れない気もしますが,何れにしても大好きな歌姫ではあります。新譜が結構良かったAMBERIAN DAWNは,しかし,メンバーがかなり脱退してしまった模様。既に新編成で活動しているのが幸いではあります。THE MAN-EATINGはPOISON BLACK同様に旧SENTENCEDのメンバーに因る新しいバンド。こちらもそのうちに聴いてみようと思います。CRADLE OF FILTHは相変わらず。来日公演してくれないかな。頽廃と狂気に彩られた彼らの醸し出す雰囲気は大好きです。

 気になる新譜は以前掲載した通り。輸入盤では元AMORPHISのオーリ・ベッカ・ライネが参加するフィンランドのBARREN EARTHやドイツのブラック・メタルINPERIUM DEKADENZ,ルーマニアのメロディック・メタルMAGICAあたりは面白そう。尤も。最近は輸入盤漁りを全く出来ていないのですけれど。何しろ,購入した国内盤でさえ聴き込めていない有様ですので。来年はもう少し改善をしたいと思います。
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2010年11月13日

BURRN!2010年12月号

 表紙はMETALLICAのジェームス・ヘッドフィールド。このMETALLICAを始めとするMEGADETH,SLAYER,ANTHRAXの所謂THE BIG 4が今月号の特集記事となっています。この揃い踏みは大変豪華だなと思うのですが,個人的にはMEGADETH以外は真面目に聴いていなかったりするのですよね。しかし,この面子はやはり魅力的。日本でこのTHE BIG 4のライヴが開催されたら思わず参加してしまいそうです。ちなみに附録のポスターもTHE BIG 4のもの。なかなか壮観な眺めとなっております。

 インタビュー記事で目を引いたのはOPETH,DIMMU BORGIR,DREAM THEATER,THAURORODあたり。全般的に面白いものはありませんでしたが,マイク・ポートノイ脱退後のDREAM THEATERのジェームス・ラブリエとジョン・ペトルーシのインタビューは興味深いものがありました。マイク・ポートノイが去った後の第一作目が試金石となるだけに楽しみにしたいものです。また,THAURORODはまだ作品を聴いていないのですが,AMBERIAN DAWNの元メンバーが噛んでいるだけに音楽性は好みの筈。なるべく早めに購入したいと思います。ちなみにSYMPHONY Xから多大な影響を受けているとのこと。藤木昌生が絶賛しているISSAはその美貌には心惹かれるもののあんまり聴く気は起らない。美旋律ハードポップとのことで実際に聴くと楽しめると思うのですけどね。

 ライヴ記事は内容はともかくとしてHEAD PHONE PRESIDENTのアンザとDOMENICAのベッキー・フリーゼンの美貌にくらくらしました。特にベッキー・フリーゼンは好み過ぎて困ります。音楽性自体にはあまり心惹かれるものはないのですが,一度は双方ともに聴いてみるのも悪くないかもしれません。この類の美貌の持ち主の存在は舞台が華やかになるので大歓迎です。結局は行けなかったけれど,その意味ではALDIOUSも一度はライヴに行ってみたいもの。

 全般的に先日事故死したGOTTHARDのスティーヴ・リー追悼の記事が目立ったように思います。ただ,GOTTHARDもあまり真面目に聴いたことがないのですよね。それからここのところ毎号掲載されていた「LAメタルの真実」は今号では休止。どうせ読んでいないからどうでもいいのだけど。相変わらず読む記事の少ない雑誌ではあります。自分の趣向とは大いにずれが生じているので仕方がないけれど。自分と同様の趣味をもったHM雑誌の誕生を望みたいものです。まあ,無理だろうけれどね。

 新譜は以前に掲載した通り。輸入盤で惹かれるのはイスラエルのシンフォニック・ブラック・メタルDAGOR DAGORATHやフィンランドのゴシック・メタルFOR SELENA AND SINあたり。特にFOR SELENA AND SINはジャケットも素敵。これは是非とも欲しいもの。とは言っても,国内盤を追い掛けているだけで精一杯なんだけどね。なかなかHMに割ける趣味費が増やせない実情が辛いです。
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2010年10月18日

BURRN!2010年11月号

 表紙のBON JOVIに既視感を覚えるBURRN!11月号です。ちなみに前回表紙だったのは2009年11月号なので丁度一年ぶりの表紙起用となるのでしょうか。何れにしろ,BON JOVIには全く興味がないので自分には関係ないのですが。

 特集の「偉大なるMETALLICA」も,第5回を迎えた特別企画「LAメタルの真実」も共に華麗に回避。ただ,今号は個人的にはかなりインタビュー記事が充実していました。HELLOWEEN,KAMELOT,APOCALYPTICA,FIREWIND,AMORPHIS,THERION,ALDIOUSとかなり好きなバンドが並んでいたのが嬉しい。また,UNSUNやALIGHTあたりは今号で初めて知ったのですが,なかなか良さそうな感じですね。特にUNSUNはAYAの美貌に強烈に惹かれてしまいました。この種のイカレた感じのヴィジュアルはかなり好きです。音楽性も官能的なゴシック・メタルということで是非とも聴いてみようと思います。そして,ALIGHTのVoのサビーナはまだ女子高生ということにびっくり。後はTHERIONとかAMOPHISのインタビューも楽しめました。AMORPHISの新譜は過去作のセルフ・カバーだったので購入を躊躇ってしまったけれど,やっぱり買ってしまいそう。HELLOWEENは新作は期待しているんだけど,また微妙な作品な気がするなあ。KAMELOTは2011年に春に来日するかもとのこと。期待したいと思います。

 ちなみに今号附録のポスターはCHTHONICのドリスでした。セクシィなんだが化粧が濃過ぎるのは減点。生で見ればもっと美人な気がしますね。そして,表紙裏の広告枠がALDIOUSなことに驚きました。3頁に渡るインタビューも優遇されている感があります。メンバーのプロフィールを観ていると影響を受けたバンドにかなり共通項があり親近感を持ちました。国産バンドの新鋭として頑張って欲しいものです。何よりも眉目麗しいのも魅力のひとつ。ステージ上でも映えそうです。とりあえず,予定されている名古屋か大阪のライヴの最低いずれかには参戦しようと思っています。

 期待の新譜は以前に挙げたとおり。輸入盤ではドイツのシンフォニック・ゴシック・メタル・バンドSIEHFRIEDや英国のメロディック・メタル・バンドVENDETTAあたりは面白そう。最近は輸入盤を扱っている店に行っていないのだけれど,機会があれば探してみたいと思います。と言っても,国内盤を購入するだけでも手いっぱいだったりするのだけれど。
posted by 森山 樹 at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想

2010年09月19日

BURRN!2010年10月号

 表紙はAVENGED SEVENFOLDのM.Shadowsと先ごろDREAM THEATERからの脱退が発表されたMike Portnoy。巻頭特集はそのAVENGED SEVENFOLDですが,あまり興味がないので読んでいません。つか,基本的に自分好みの特集記事って殆ど掲載されないのですけどね。如何に自分の趣味がBURRN!誌の方針とかけ離れているかを実感します。

 特別企画の女性ギタリスト特集は楽しく読みましたが知らない人も結構多いな。DOMENICAのベッキー・フリーセンの美貌には惚れ惚れしました。ALDIOUSのYoshiとTokiも美人よね。〈LAメタルの真実〉はすっかり連載化してしまいましたね。どっちにしろ,読まないのだけど。METALLICAの来日企画のOUTRAGEインタビューは件の騒ぎの原点。私見ですが,犯罪を自慢する方も自慢する方だが,記事に書く方も書く方だよね。どっちも頭が悪いとしか思えません。

 ANGRAとSUPIRITUAL BEGGARS,PATHFINDER,KEEP OF KALESSIN,NoGoDとインタビュー記事はいつもどおりかな。このうちで新譜を聴いたのはANGRAだけだけど。PATHFINDERも評判がえらいいいので聴いてみたいなと思っています。KEEP OF KAKESSINも良さそうよね。国産HMを応援する意味ではNoGoDも聴いてみたい。ただ,広瀬編集長が妙に推しているのが逆に不安を駆り立てられます。

 気になる新譜は以前に挙げたとおり。輸入盤で面白そうなのはKATATONIA,MEHIDA,ARKONA,ILLUSION SUITEあたり。特にKATATONIAは鬱系ゴシック・メタルとのことなので聴きたいもの。また,10月にはHELLOWEENの新譜やALDIOUSのデビューアルバムが発表されるみたい。こちらも楽しみです。

 いつも以上にあんまり読むところがない号でしたね。本当に巻末の新譜カタログだけを目当てに購入している気がします。今年のLOUD PARKに出演するバンドのステッカーが附録されているけれど,相変わらず自分で切らなきゃ使えないタイプなので意味がない。まあ,ステッカー貼る趣味もないんだけどね。何だか,ずれた雑誌だなと思います。それが芸風かもしらんけどね。
posted by 森山 樹 at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想

2010年08月20日

BURRN!2010年9月号

 すっかり書くのを忘れていました。
 
 表紙はIRON MAIDENのスティーヴ・ハリス。といっても,IRON MAIDENはあんまり真面目に聴いていなかったりします。そして,すっかり連載の様相を呈している〈LAメタルの真実〉は華麗に無視。いい加減,80年代懐古趣味にも辟易してきましたが,彼の人が編集長を務めている限り仕方がないのでしょう。この極めて保守的な姿勢がBURRN!誌らしいのですが,保守的であるということとロック雑誌であるということは相反する要素に思えて仕方がありません。

 個人的に今回一番の読みどころはやはり4年ぶりの新作を発表したBLIND GUARDIANのインタビュー記事。髪が短くなったハンズィ・キアシュに非常に違和感があります。そして,新作も相変わらずファンタジィ文学好きにはたまりません。ロバート・ジョーダンやジョージ・R・R・マーティンはともかくピーター・S・ビーグルなんて名前が登場するのはBLIND GUARDIANくらいしかないように思います。それにしても改めてディスコグラフィーを観ると好きな作品は初期にかたまっているのを実感します。新作は現在聴き込み中。あまり印象に残る曲はありません。じっくり聴きこめば,また違うかもしれないけれど。

 他のインタビュー記事で面白かったのはANGRA,INDICA,SABATON,REVAMP,LIGHT BRINGER,NILE,POISONBLACKあたり。特にSABATONは実に面白そう。勇壮な勲を奏でる戦う漢のメタルとあっては聴かざるを得ません。また,LIGHT BRINGERは様々な場所でそれなりに良い評判を聞くので一度聴いてみたいもの。日本語に拘りを持っているという趣旨の発言には共感を覚えます。安易な英語詩にはもう飽き飽きだもの。母国語で歌うメタル・バンドがどんどん増えて欲しいものです。EXTREME THE DOJOで来日していたNILEのインタビューも実に楽しい。神話好きにはたまりません。次の来日があれば是非とも参戦してみたいものです。

 8月発売予定の新譜で心惹かれるものは以前に書いたとおり。広瀬編集長が90点をつけている時点で不安になるけれど,NOGODは面白そう。もともとヴィジュアル系音楽に然程の抵抗感はないしね。以前に書いた以外ではフィンランドのEXCALIONやポーランドのPATHFINDERもなかなか悪くない感じ。財布に余力があれば聴いてみたいと思っています。輸入盤ではウクライナのCONQUESTが気になります。

 ところでTHERIONのVoであるスノーウィー・ショーが脱退した模様。新作発売を目前に控えて残念な情報です。新譜ではまだスノーウィー・ショーが歌っているみたいだけどね。ちなみにそのスノーウィー・ショーはDIMMU BORGIRにベーシストとして加入との噂があるのだとか。何はともあれ,丸く収まって欲しいものではあります。
posted by 森山 樹 at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想

2010年07月14日

BURRN!2010年8月号

 表紙はオジー・オズボーンとガス・G。個人的にはガス・GにはFIREWINDに復帰して欲しいものです。実際のところ,OZZY OZBOURNEにあまり強い思い入れはありませんので……。というわけで,巻頭のオジー・オズボーンのインタビューは流し読み程度。ロニー・ジェームズ・ディオの追悼特集は如何にもこの雑誌らしい記事だったけどあまり面白くはなかったかな。前号から始まったLAメタル特集も興味がないので読んでいません。この辺りを見るとBURRN!誌の対象とする読者層から自分が外れていることを感じます。

 インタビュー記事で読んだものはVOICES OF DESTINY,LABYRINTH,GALNERYUS,ELUVEITIE,DAWN OF SILENCE,GRAND MAGUSなど。GALNERYUSは小野正利が加入するに至った事情が面白かった。最新アルバムを聴いてもGALNERYUSには最適な人材に思えます。勿論,YAMA-Bに復帰して欲しい気持ちはありますが,それでも小野正利の歌唱は流石のもの。華やかさもあるので彼の存在がGALNERYUSにいい方に働くことを期待しています。ELUVEITIEは大好きなバンドなので,このような形で取り上げられるのは嬉しい。古代ガリア音楽を原点とするフォーク・メタルという異端の音楽の解説は興味深いものです。この辺りは歴史趣味者としても関心があります。是非とも日本公演を現実のものとして欲しいものです。正統派ノルディック・メタルの旗手GRAN MAGUSも面白そうなので,そのうちに聴いてみるつもり。後は結局自分が参加できなかったFINLAND FESTのライヴレポートが実に羨ましかった。会場の興奮が伝わってきます。一番盛り上がったのはやはりTURISASだった模様。POISONBLACKもなかなか良かったようです。この辺りも再来日を果たして欲しいもの。特にTURISASが来日した暁には万難を排してでも参戦したいと思います。ヴァイキング・メタルの咆哮を生で味わいたいです。

 楽しみなのは8月以降に大好きなバンドの新譜が多数用意されていること。特に8月のBLIND GUARDIANとANGRAは注目しています。BLIND GUARDIANは4年ぶりの新作。前作があまり好みではなかったので,今作に寄せる期待は大きいです。ANGRAは余り心配していません。それなりに完成度の高い作品を見せてくれる筈。また,9月にはAPOCALYPTICAが新譜を発表する模様。BURRN!誌には記事がなかったけれど,確かKAMELOTの新作も年内だったように思います。こちらも楽しみ。ちなみにNIGHTWISHの新作は2011年9月とのこと。大分先ですね。

 7月発売で興味のある新譜は以前に書いたとおり。輸入盤で面白そうなのはCRYSTALLION,KINGS OF MODESTY,PYTHIA,NOSTRADAMEUSあたり。ただ,どれもあまり印象は強くありません。実際に聴いてみないと何とも言えないけれど。まあ,機会があれば聴いてみたいものです。
posted by 森山 樹 at 22:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑誌感想

2010年06月29日

CD Journal 2010年7月号

 普段は買わない雑誌ですが,特集が「ヘヴィ・メタルのススメ」ということで購入。特集とは言っても,14頁程度の記事なので,それ程読み応えがあるわけではないのが残念。ちなみに文章を書いているのは奥村裕司や山崎智之など,かつてBURRN!誌の編集に携わっていた人物の名前が見受けられます。結局,この業界も極めて狭いということなのでしょう。

 内容としては,まあこんなものかなという印象。個別に取り上げられているバンドがRATT,GRAND MAGUS,ダイスケはん(マキシマム・ザ・ホルモン),LIGHT BRINGERという渾沌たる面々。というか,どのバンドも聴いたことがありません。ただ,概ね’80HMから現代の国内HM界に至るまで,それなりに比重の均衡のとれた記事になっているように思います。このあたりは偏狭な編集方針を堅持するBURRN!誌にうんざりする身としてはそれなりに新鮮です。ちなみに“嬢メタル”も少しだけ取り上げられていたり。ゴシック・メタルやシンフォニック・メタル系の記事が全くなかったのは残念ですが,普遍的な記事にしようと思えば,仕方がないところかもしれません。もう少し記事の量が多くても良かったように思いますが,それなりに楽しめました。総合音楽雑誌でHMが特集されることで,この分野の音楽の裾野が広がって欲しいと切に願います。というか,HMを特集するのは今回が初めてだったのか。

 余談。ダイスケはん(マキシマム・ザ・ホルモン)のお薦めする5枚がなんというか素晴らしい。
・SOMEWHERE FAR BEYOND / BLIND GUARDIAN
・FROM ENSLAVEMENT TO OBLITERATION / NAPALM DEATH
・ANGEL’S CRY / ANGRA
・DEFYING THE RULES / HIBRIA
・CARPE DIEM / HEAVENLY
 NAPALM DEATH以外はそのまま自分のお薦めする作品としても使えそうです。そして,LIGHT BRINGERはどうなんでしょうね。一度聴いてみようと思っています。
posted by 森山 樹 at 05:50| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑誌感想

2010年06月06日

BURRN!2010年7月号感想

 久しぶりにB!誌の感想を。といっても,最近頓に読む記事が少なくなっていることを想います。自分の好きなシンフォニック・メタルやゴシック・メタルをあまり扱ってくれない雑誌ですからね。今号の特集記事もLAメタルの真実ということで全く興味ない分野です。表紙を飾るSLASHも個人的にはあまり関心がないですしね。完全に巻末の新譜情報が目当てとなっていることを感じます。

 インタビュー記事ではNILEとLIV MOONくらい。NILEの記事は面白かったです。やっぱり,彼らが参加したEXTREME THE DOJOに参戦したかった。次の機会があれば必ず。LIV MOONは6/23に発売予定のカバー・アルバムについて。シンフォニック・メタルを名乗るならば,もう少しそれらしい曲を選んで欲しいもの。路線が迷走している感があります。このカバー・アルバムを購入するかどうかは微妙なところ。単なるファン・アイテムに留まってしまいそうです。後は聖飢魔IIのデーモン小暮がゲスト参加しているGRAND ILLUSIONはそれなりに面白そうだけど,HM色は希薄な感じが好みではないです。CHTHONICのドリスの美貌にはくらくら。来日公演をしないかしらね。ライヴ・レポートは自分も参戦したGAMMA RAY & RAGEが面白かった。やっぱり自分が参戦したライヴは臨場感がありますね。ちなみにSPOTLIGHT KIDSではアイルランドの火山噴火により足止めされ,ニュース番組でインタビューを受けたピーヴィー・ワグナーの記事も掲載されていました。

 心惹かれた新譜は以前に挙げたとおり。輸入盤ではドイツのDELANYとフィンランドのINSOMNIUM,スウェーデンのSKYFIREあたりが面白そう。と言っても,通販してでも入手を試みるかは微妙なところ。国内盤だけでも手いっぱいなところはありますしね。

 最後に編集部及びアーティストから寄せられたロニー・ジェームス・ディオの訃報を悼む言葉の数々に改めて彼の存在の大きさを感じました。過去形として言わなければならないのが残念なくらいに。多分,次号以降に特集が組まれることになるでしょうね。
posted by 森山 樹 at 19:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑誌感想

2010年03月15日

BURRN!2010年4月号

 そういえば,先月号の感想を書くのを忘れていた。というわけで,一月空けて毎年恒例年間投票の記事が掲載される4月号の感想です。その年間投票ですが,余りに予想通りの展開に大笑い。MEGADETH,MR.BIG,SLAYER,BON JOVIと大御所がずらりと並ぶGROUP部門は現在のBURRN!誌を象徴しているかのようです。なお,MEGADETHはアルバム部門でも首位。まあ,文句をいうつもりはありませんけれどね。少なくとも自分の趣味と大きく乖離しているのは事実の様です。そんな中で11位に入っているHIBRIAが妙に異彩を放っています。HELLOWEENやFAIR WARNINGよりも上位と言うのが素晴らしい。ちなみにアルバム部門上位20作品のうちで自分が聴いたのはDREAM THEATER『BLACK CLOUDS & SILVER LININGS』,陰陽座『金剛九尾』,STRATOVARIUS『POLARIS』の3枚だけでした。正にポーザー。STRATOVARIUS『POLARIS』はアルバムカバー部門で1位でした。これは納得。

 インタビュー記事はDARK TRANQUILLITYとPOISONBLACKを読んだくらい。但し,この2つのインタビューは実に面白かったです。やっぱり,DARK TRANQUILLITYのミカエル・スタンネは好きだなあ。今年の終わりまでには来日する可能性があるとのことで楽しみに待ちたいと思います。一方のPOISONBLACKは今まで聞いたことがなく,今年のFINLAND FESTに参加するとのことで興味を持ったバンドです。しかし,インタビューを読んでいても全く音楽性が想像できません。元SENTENCEDということで陰鬱な音楽だとは思うのだけれども。一応関心はあるので財布の中身次第では聴いてみる所存です。

 興味を惹かれる新譜に関しては以前に挙げたとおり。DARK TRANQUILLITYは既に購入しましたので,POISONBLACKとWUTHERING HEIGHTSをどうするかが目下の懸案事項です。他にもDISDAINやORDEN OGAN,THE ETERNAL,SINBREED,VAN CANTOも良さそうなのですが奈何せん手元不如意の状態なのが厳しいです。来月はGAMMA RAY+RAGEも控えていますしね。余裕があれば少しずつ揃えていく感じでしょうか。輸入盤ではHALESTORMとDRUDKHが気になります。特にウクライナ産ブラック・メタルのDRUDKHはスラヴ好きとしてはたまりません。まず国内盤は発売されないと思うので輸入盤扱っている店で探してみたいと思います。

 余談。表紙は元PANTERAのフィル・アンセルモ。確かにとても格好いいんだが,今月に殊更取り上げる必要性もなかったような。単に他に表紙にするような人物がいなかっただけかしらね。
posted by 森山 樹 at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想

2010年01月17日

BURRN!2010年2月号

 2010年最初の号と言うこともあり,新春恒例の2010年の展望記事が面白い。と言っても,BURRN!誌編集部員の記事は正直どうでもよかったり。というか,日本のHMを盛り上げるには国産の優れたHMバンドが必要との論には概ね同意するけれど,そこで名前が挙がるのがANTHEMってどういうこと? 別にANTHEMが悪いバンドっていうわけじゃないけどね。他にないのかよ,って感じは否めません。“2010我が社のイチ押し”は楽しく読みました。BLIND GUARDIANは新譜を期待していいのかどうかは微妙だけれど。というか,出ない気がします。それでも,HELLOWEENやGAMMA RAY,MASTERPLAN,RAGEとジャーマン・メタル勢は大変に楽しみ。後はTOBIAS SAMMET’S AVANTASIAやRHAPSODY OF FIRE,KAMELOT,FIREWINDあたりは素直に期待しています。特に今や一番好きなバンドのひとつKAMELOTは待ちきれません。来日公演してくれないかな。

 特別企画のジャーマンHM/HRの歴史はBLIND GUARDIANの扱いが余りにも小さすぎたので殆ど読まず。インタビュー記事ではHEAVENLYとDISARMONIA MUNDIは面白かった。HELLOWEENも興味深かったのだけれど,前提となる『UNARMED』を聴いていないのだからお話にならない。「Eagle Fly Free」や「Forever And One」は原曲が好き過ぎるので,今更編曲版を聴くというのに抵抗があります。OPETHとSONATA ARCTICAのライヴ記事はこんなものでしょう。可もなく不可もない感じ。LIV MOONのポスターは悪くないけど,壁に飾る趣味はないからなあ。

 購入予定は以前に書いたとおり。社長の死に伴いサウンドホリックが会社を畳んで,商品は殆どが廃番になるとのこと。今のうちに欲しい音源を確認して入手するようにしないと。懐かしのゼロ・コーポレーションの解散を思い出します。残念。輸入盤で気になるのはTHE PLOWLERSやSARTATIO MORTIS,ABLAZE IN HATRED,SAIDIANあたり。特に中世欧州風ジャーマン・メタルのSARTATIO MORTISは面白そう。ドイツ語詞に拘っているということにも心惹かれます。機会があれば是非とも聴いてみたいところ。

 本当にどうでもいいのだけど,編集長の編集後記で毎号予約購読を宣伝するのはどうよ。単純にBURRN!誌の売れ行きが悪いということなのだろうけど。基本的な編集姿勢を変えなければ,劇的な改善は無いと思いますよ。
posted by 森山 樹 at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想

2009年09月07日

BURRN! 2009年10月号感想

 久々にBURRN!誌の感想を。創刊25周年の特別号ということですが,表紙がMETALLION誌と殆ど変らないところに雑誌の窮状が見えるような気がします。流石に此れは手を抜きすぎ。そして,MR.BIGは既に今年三回目の表紙です。他に人材がいないのか,単なる思考硬直なのか。ちなみにおまけとして鋏で切らないと使えない特製ステッカーが附録されています。
 巻頭特集のMR.BIGは関心がないので例によって華麗に無視。BURRN!誌が創刊された1984年から現在に至るまでの25年間に渡るHM/HRの総括は結構読み応えがありました。とりあえずは一度流して読んだだけなので,もう一度精読するつもりです。年表を見ていると懐かしいですね。音楽と同時に想い出が蘇ってきます。1984-2009アルバム200選の選択には納得のいかない部分がありますが,これはまあ撰者によって異なる為に仕方がないのでしょう。でも,陰陽座とRHAPSODY OF FIRE(RHAPSODY)は入れて欲しかったな。自分が持っている,あるいは聞いたことのある作品は後日別記事として書き出すことにします。自分のポーザーぶりが露呈されるようで怖いけれども。この企画そのものは此処25年のHM/HRを俯瞰できるという点で充実しています。尤も,その反動か,インタビュー記事はMEGADETHとBEHEOTHくらいしか読んでいません。BEHEMOTHの新譜も買わないとな。
 購入予定の新譜については以前の記事で書いたとおり。輸入版だとノルウェーのメロディック・パワー・メタル・バンドGAIA EPICUSやイタリアのプログレッシブ・メタル・バンドFARTHERPAINT,ポーランドのプログレッシブ・メタル・バンドSATELLITEあたりが面白そう。機会があれば聞いてみたいものです。
posted by 森山 樹 at 07:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌感想