2010年11月04日

RESURRECTION / GALNERYUS

〈2010年感想 8枚目〉
RESURRECTION
RESURRECTION
  • アーチスト: GALNERYUS
  • 発売元: VAP =music=
  • 価格: ¥ 3,000
  • 発売日: 2010/06/23

01. UNITED BLOOD
02. BURN MY HEART
03. CARRY ON
04. DESTINATIONS
05. STILL LOVING YOU
06. EMOTIONS
07. SAVE YOU!
08. A FAR-OFF DISTANCE
09. FALL IN THE DARK
10. DESTINY
11. THE ROAD GOES ON

 国産ネオ・クラシカル・メタル・バンドの6thアルバム。GのSyuと並ぶ2枚看板だったVoのYAMA-Bに代わってSHOこと小野正利が加入しています。また,BもYu-toからTAKAに変更になっています。

 新ヴォーカルの小野正利の加入がバンドを劇的に変えた感が非常に強いです。勿論,YAMA-B時代も大好きなバンドであったことには変わりないのですが,小野正利の加入によりバンド全体が一段階上に進化したことを大きく感じさせます。絢爛豪華で疾走感に溢れる音楽性は海外の同種のバンドと比較しても全く遜色がありません。一言でいえば,ひたすらに格好いい。これに尽きます。前作までも垣間見えた歌謡曲っぽさがより強調されている感は否めませんが,それは決してバンドの魅力を損ねてはいません。寧ろ,GALNERYUSが影響を受けた音楽観を示す最早個性ともいうべきものとなっているように思います。そして,何といっても小野正利の歌唱が魅力的に過ぎます。実力的が素晴らしいのは当然のことながら,ここまでGALNERYUSの音楽に彼の歌唱がはまるとは思いませんでした。全く乱れのない爽快感溢れるハイトーン・ヴォイスがたまりません。看板ヴォーカルだったYAMA-Bの脱退という危機に小野正利という稀代のヴォーカルを颯爽と加えることで一転して躍進の契機を掴んだSyuの手腕が素晴らしいです。まさにアルバムタイトル通りに復活を見せつけてくれた作品となりました。なお,楽曲的にも割と初期の作品に近い傾向を感じます。是非とも,この音楽性を極めるだけの気概が欲しいものです。その実力は充分に有していると思いますので。

 お気に入りの曲は全部と言い切れる程に,どの楽曲も素晴らしい。中でも#2は超強力な劇的疾走曲。切ない旋律もたまりません。まさにキラー・チューンと言える曲です。この曲の存在だけでも充分に満足。KeyのYUUKI作曲による#7も抒情性溢れる泣きの一曲。Syuの高速ギター全開の疾走曲#10もいいね。英語歌詞と日本語歌詞の混在がGALNERYUSの個性として充分に成立しているように思います。冷静に考えると非常に恥ずい歌詞が満載なのだけれど,GALNERYUSの演奏では寧ろ格好良さが引き立てられる格好となっています。勿論,そこには小野正利の熱い歌唱が寄与していることは言うまでもありません。

 GALNERYUSの最高傑作と言っても問題のない一枚かと思います。少なくとも個人的には大絶賛の作品でした。前任ヴォーカルのYAMA-Bを惜しむ気持ちは未だに変わりありませんが,その後継として余りある小野正利というヴォーカルが加入したことはやはり喜ぶべきことのように思います。彼の加入により露出が増え,ファン層が広がる効果も期待できる筈。音楽性的にHM好きのみならず,普遍的な層に受け入れられる素地はあると思うので更なる飛翔を期待したいと思います。
posted by 森山 樹 at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想
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