2007年05月20日

WITHIN TEMPTATION / THE HEART OF EVERYTHING

天空から舞い降りるシンフォニック・アフロディーテ
豊かな声域を持つ妖精,シャロン率いるウィズイン・テンプテーションによる全世界待望のニュー・アルバム完成!
壮大なスケールで鳴り響くシンフォニック・サウンドに絡む天使の歌声,聴く者全てを魅了する至宝の作品をここに……!
ザ・ハート・オブ・エヴリシング
ザ・ハート・オブ・エヴリシング
  • アーチスト: ウィズイン・テンプテーション
  • 発売元: ロードランナー・ジャパン
  • 価格: ¥ 2,548
  • 発売日: 2007/04/11

 オランダ産シンフォニック・ゴシック・メタルの4thアルバム。
 基本的に路線は踏襲。Sharon den Adelの麗しい歌声は健在です。#2ではLIFE OF AGONYのKeith Caputoとの美しいデュエットも聴かせてくれます。胸が張り裂けそうな哀愁感に駆られる,このアルバムの中では一番の曲。Sharon den AdelとKeith Caputoの歌声が本当に似つかわしい。荘厳で神性を湛えたコーラスに始める#4も劇的な展開が素敵です。一編の物語を想わせる曲が多いのも特徴でしょう。
 ただ,前作“The Silent Force”で静謐な神秘性はいささか影を薄めてしまったのが残念といえば残念。神の如き美しさだった前作に比べるとどうしても見劣りするものを感じてしまいます。分かりやすい音楽になったことで,その神秘性が薄らいでしまったというべきか。“Stand My Ground”や“See Who I Am”ほど衝撃を受けた曲にも欠けています。全体的にまとまりのある極めて質の高い,凡百のゴシックメタルバンドでは届かない場所にいるバンドであり,それに相応しい作品であるといえます。ただ,自分がWITHIN TEMPTATIONに求める高みはもっと上なのかな。
 7月に予定されている来日公演は是非行きたいですね。直接,Sharon den Adelの美しい歌声を耳にしたいものです。

01.The Howling
02.What Have You Done
03.Frozen
04.Our Solemn Hour
05.The Heart Of Everything
06.Hand Of Sorrow
07.The Cross
08.Final Destination
09.All I Need
10.The Truth Beneath The Rose
11.Forgiven
12.What Have You Done(Bonus Track)
13.Deceiver Of Fools(Bonus Track)
14.See Who I Am(Bonus Track)
posted by 森山 樹 at 09:07| Comment(0) | TrackBack(1) | 感想
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Tracked: 2007-07-14 09:13