2010年02月21日

JUBILEE / VERSAILLES

〈2010年感想 3枚目〉
JUBILEE(通常盤)
JUBILEE
  • アーチスト: Versailles
  • 発売元: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 価格: ¥ 3,150
  • 発売日: 2010/01/20

01. God Place
02. Ascendead Master
03. Rosen Schwert
04. 愛と哀しみのノクターン
05. Amorphous
06. Reminiscenes
07. Catharsis
08. The Umbrella of Glass
09. 月下香
10. PRINCESS
11. Serenade
12. Sound in Gate

 国産シンフォニック・メタル・バンドのメジャー・デビュー・アルバム。通算では3rdアルバムとなるようです。例によって,このバンドの作品を聴くのは今回が初めて。よって,過去作との比較は出来ませんが,その装飾美や音楽性は以前より噂で存じておりました。

 事前の先入観よりも大幅にHMだったことにまず驚かされました。勿論,ヴィジュアル系ロック風味も感じられますが。それよりもずっと欧州系メロディック・スピード・メタルの要素を感じます。これは素直に好みの音楽。VoのKAMIJOの声質が音楽性に似つかわしくない印象がありますが,他は概ね問題なし。KAMIJOも悪くはないのですが,低音が勝ち過ぎていて華麗な印象を損ねているように思えてしまいます。また,発声が妙にヴィジュアル系ロックっぽいのも引っ掛かるところ。この欧州美に溢れた絢爛華麗な音楽性ならば,もっと高音域のVoの方が映える気がしてなりません。また,個人的には中途半端に英語歌詞を交えるくらいならば,全部を日本語歌詞で勝負して欲しかったところ。尤も,これは単なる個人的な趣味ではあります。

 曲名を見ても分かるように耽美的で陶酔的な曲ばかり。これは彼らが産み出す世界観に似つかわしく思えます。壮大で麗しい大仰な様式美は大変に好み。ここまで欧州系シンフォニック・メタルを貫けるバンドが日本にいるというのも嬉しい限り。曲調は似たようなものばかりですが,世界観の統一という意味では良かったように思います。お気に入りの曲を挙げるならば,疾走感と華麗さが同居する#3や#4あたり。#10も格好いい。4つの楽章からなる#1は演奏時間10分を超える大作。メジャーデビューの幕開けを飾るに相応しい曲に思えます。

 自分の好きな方向性ということもあって大変楽しめた作品でした。18世紀フランス風の衣装を身に纏っていることも世界観の創出に役立っています。ライヴで如何なる演奏を見せるのかも興味深いところ。本作以前の作品も聴いてみたいものです。予定さえ合うようならば,来月に予定されているライヴへの参戦も検討してみようと思います。本当にVo以外は申し分のないバンドでした。そのVoももともとMALICE MIZERを好んで聴いていた自分にはそれ程抵抗感はないのですけれども。

 余談。初回特典のトレーディング・カードはGuのHIZAKIでした。一番可愛いので嬉しくはあるのだけれど,男なんだよね。困ったものです。
posted by 森山 樹 at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想
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